●遅れたアップデート、「遅れたのは申し訳無い。面白く楽しんで欲しい」

実は 「白青山脈」 は、去る冬シーズンにアップデートされる予定だった。
意図も明確だった。雪に覆われた雪原を背景にするだけに、冬にお披露目されれば、
季節的にも、アップデート日程でも、ピッタリキッカリ合っていたからだ。

副社長はローンチング 1周年の所感に対して、
「ゲームを作る人間として、開発意図と結果が似ている反応である時、一番気持ちが良い。
　白青山脈の場合、日程が意図と違う様に沢山滞ってしまい、大変申し訳無かった。
　時間が掛かっただけ、ユーザー達は面白く楽しんで貰えればと思う次第だ」 と語った。

既に 「Blade＆Soul」 テストサーバーには、白青山脈システムの 「スキル 2.0」 が適用されている。
これを経験した一部ユーザー達は、「Blade＆Soul」 がますます難しくなる、と語る。
大衆的な MMORPG を計画していただけに、ハードコアユーザーとカジュアルユーザーの
バランスに対して、悩みどころが多くなっている状態だ。

副社長は、
「カジュアルユーザーとハードコアユーザー、両方満足させなければならないという事が、
　本当に難しい部分だ。
　一つ補完したのは、既存はパーティープレイをすれば、何人ダンジョンに入ったとしても、
　アイテムは一つだけを与えていたが、これからは 6人入って行けば 6個与える」 と明らかにした。

インスタンスダンジョンでの武器取得は確実に易しくなったし、
帰属アイテム自体も無くして、取引と交換が可能になる為、
必要無ければ他のユーザーに売却する事も出来るという。


NCsoft 開発チーム長とペ・ジェヒョン副社長。

Blade＆Soul の開発を主導して来たペ・ジェヒョン副社長も、
直接ソウルパーティー舞台に上がった。

●白青山脈以後のストーリーは 「シーズン2」

白青山脈アップデートには 「ストーリーの 1次完結」 と、
今まで準備して来た 「新しいシステムの適用」 が盛られている。
ストーリーの場合、今まで主人公を苦しめたジン・ソヨンが最終ボスとして登場、
ストーリーに一応のピリオドを付ける。それだけに、差別化にも気を使った。

Blade＆Soul の基本コンセプトは 「ストーリーラインは誰でも付いて来られる様にする」 だったが、
ジン・ソヨンは、もう少し違う形でお披露目される予定だ。
ジン・ソヨンとの対決を最後に、大きなストーリーは完結され、
Blade＆Soul は 「シーズン2」 へと移る事になる。

白青山脈以後も、既存と似ている方式にて、ストーリーテリングが繋がる見込みだ。
シーズン1 で死んだり、生き残るキャラクターがいるが、
シーズン2 でもキャラクター中心のストーリーは続かれる。

副社長は、
「世界観中心の設定がユーザー達に触れない位、キャラクター中心に話を解いて行く予定だ。
　まだストーリーを構想出来ていないが、魔界ストーリー等、解かれていない内容は多い」 と明らかにした。

●新しい職業？アイテム？水着？

白青山脈アップデート分量は相当な水準だ。
ソウルパーティー開発者試演映像で見せた地域とダンジョン等のコンテンツは、
今回のアップデートで大部分が適用される。
ただ、パーティーコンテンツはまだ手入れする部分が残っており、
統合サーバーパーティーマッチと新ダンジョン等、追加アップデートも準備中だ。

今回のアップデートで新しい職業は出ないが、職業スキルを追加する事で、バランスを合わせている。
白青山脈アップデートがスムーズに進行すれば、適当な時点でお披露目する新キャラクターも準備中だ。

また、夏を迎えて水着も追加される。
これまた具体的な日程は分からないが、キム・ヒョンテ AD 特有のデザインが反映されており、
これから夏シーズンを迎えるだけに、直ぐにお披露目される見込みだ。

副社長は、
「白青山脈を準備しながら、パッチする時よりもっとときめいて緊張している。
　東洋的な感じを与えるという初めて試みは更に確固となった。
　最初の雪原も、そんな観点で見て楽しく遊んで下されば幸いです」 と、
ユーザー達に挨拶の言葉を伝えた。

キム・ヒョンテ AD が自身のブログに残した謎のキャラクターイラスト。

このキャラクターは白青山脈トレーラーにも姿を見せている。

●白青山脈トレーラー映像