2015年2月17日
NCsoft とネットマーブルが戦略的提携を発表 [ 情報・ニュース等 ] Tweet
NCsoft とネットマーブルが戦略的提携を発表しました。
韓国NCSOFTとNetmarble Gamesが戦略的提携を発表(4Gamer)
以下、韓国報道記事。
●ネクソンに反撃...NCsoft、ネットマーブルの血を交ぜた
NCsoft とネットマーブルゲームスが、
両社の株式をお互いに買い入れる方式にて、同じ船に乗る事にした。
これはネクソンの NCsoft 経営権参加を防御する為の措置と解釈される。
ネットマーブルが NCsoft の自社株を買い入れながら、NCsoft の白騎士になる。
NCsoft はネットマーブルゲームスに自社株 195万株(8.93%,約 3,911億ウォン)を処分した。
これは NCsoft がネットマーブルゲームスの子株 29,214株(9.8%,約 3,803億ウォン)を
引受したと明らかにした後、僅か一日後の出来事だ。
NCsoft の持分構造にも変化が生ずる。
最大株主ネクソン(15.08%)と、2大株主キム・テクジン NCsoft 代表外 3人(10.16%)、
そして、3大株主ネットマーブルゲームス(8.93%),4大株主国民年金(6.88%)という順序だ。
NCsoft とネットマーブルの持分を合わせれば、19.09% になる。
NCsoft はネットマーブルの自社株持分買入により、友好持分を得る様になったのだ。
NCsoft がネクソンとの経営権紛争を進行中の中、二つの会社の持分取引が成事されたという点で、
今後どんな波長を催すのか、帰趨が注目される。
NCsoft 関係者は、
「両社が各々の会社に対して持分の投資をしたものと理解して欲しい。
株式の大規模な取引という点で、ブロックトレードと見る事も出来る」 と、コメントした。
ネットマーブルゲームスは NCsoft の 3大株主となった事で、
株主総会で莫強した議決権を行使する事が出来る主要位置に立ったというのが、
専門家の衆論だ。
また、NCsoft が来月キム・テクジン NCsoft 代表再選案件が上がる株主総会と、
来年の取締役選任を控えて、自社株を友好持分へと切り替える為に、
ネットマーブルを選択したと言うのが、業界の分析にもなっている。
キム・テクジン NCsoft 代表外 3人と、ネットマーブルゲームスの持分を合わせれば、
19.09 %だ。
ネクソンが確保している持分は 15.08% であり、株主総会で争うと不利な立場になった。
証券業界の一研究員は、
「NCsoft とネクソン間の経営権紛争が起っている最中、この様な持分交換は、
両社協力によるシナジー効果を新たに作る為と言うよりは、ネットマーブル側を
友好持分にする為の動きである可能性がもっとも大きい」 と語った。
引き続き彼は、
「NCsoft とネクソン間による感情の終着点が現れた結果であり、
ネットマーブルという第3者が割りこみながら、追後 NCsoft とネクソンが、
以前の様な良い関係を作って行く事は難しいだろうと予想する」 と付け加えた。
●キム・テクジン NCsoft 代表 「ネットマーブルとお互いの心臓を分け合った」
キム・テクジン NCsoft 代表はこの日、
「新しいモバイル時代に進入しようと、多くの努力をして来た。
モバイルゲームスタジオ設立とプロジェクトを進行して来たが、悩みがあった。
モバイルゲーム市場進入に先立って、試行錯誤を最小化する事が悩みだった」 と語った。
引き継いで、
「これに関して、ネットマーブルとお互いの悩みを話して、その結果、
相互投資を通じた提携を進行する様になった。
ネットマーブルは NCsoft の成功的なモバイルゲーム市場進入を手伝うという意思を、
NCsoft はグローバル IP にネットマーブルを活用して、世界的なモバイルゲーム会社へと
成長する事を手助けする計画がある」 と付け加えた。
それと共に、
「二つの会社はお互いの心臓を分け合った。
独占形態で進行した今回の提携は、両会社が果てしない競争の中、
グローバルゲーム会社へと成長する事が出来る分岐点になると期待する」 と強調した。
キム代表のマイクを受け継いだネットマーブル議長も、
両会社の協業が、グローバル競争力強化に繋がる事を期待した。
議長は、
「韓国内で 1 ~ 2位になるのは重要だと思わない。モバイルゲームは世界化商品だ。
グローバル化して成功する事が出来るかは、競争力を取り揃えられるかの戦いでもある」 と話し、
次いで、
「ネットマーブルの立場では、グローバル競争力を取り揃える為の戦略に悩むしか無かった為、
NCsoft と手を握る様になった」 と明らかにした。
また、議長は、
「NCsoft がモバイルゲーム事業を準備する過程に対して、キム代表と意見を交わした。
この様な意見が発展して、大きなキャンパスが描かれた。
韓国内では無く、グローバル競争力に対するシナジーを出そうという主旨に対して、
お互いに共感をして、相互投資を通じてパートナーシップを強化する事に決めた」 と、
両会社の提携背景を説明した。
NCsoft のゲーム IP と、ネットマーブルゲームスのプラットホーム共有は、
簡単では無い決定だったという話も取り出した。
ネットマーブル議長は、
「先立ってキム代表が話した様に、お互いの主要事業を共有する事は簡単な決定では無かった。
しかし、二つの会社が力強いパートナーシップを発揮する為、投資を決めた」 と説明した。
終りに議長は、
「今日の提携式が手始めだ。
今まで簡単に(事業協業等を)共有する事は出来なかったが、
今日以後 TFT を構成して、力強いシナジーを出す為、良い協業体系を作る」 と伝えた。
●キム・テクジン代表 「ネクソン経営権紛争は別に説明する」
「今回の提携は、両社がお互いに自尊心をかけるよりは、
危機感を持って競争力を育てようと意気投合したものだ。
経営権紛争とは別だと解釈して欲しい」
ネットマーブル議長は 17日、NCsoft,ネットマーブルゲームス共同事業、及び、戦略的提携式にて
進行された質疑応答を通じて、この様に明らかにした。
NCsoft とネットマーブルゲームスは、最近約 3,800億ウォン規模の持分交換を進行して、
追後 IP 提携、及び、クロスマーケティングを通じ、グローバル競争力を育てるという計画を明らかにした。
キム・テクジン NCsoft 代表は、
「二つの小さな会社が何とか生き残って、韓国ゲーム産業に恩恵をもたらすだろうという心を
分かって欲しい。ネクソンとの経営権紛争については、別途説明する席がある」 と語った。
次はキム・テクジン NCsoft 代表とネットマーブル議長との質疑応答だ。
Q.NCsoft とネクソン間の葛藤状況と、今回の提携はどんな関連があるのか?
A.キム・テクジン NCsoft 代表
「ネクソンとの関係により、多くの懸念,心配を社会的に起こしている事に対して、
申し訳なく思っている。ただ、今回の協議はそれとは関係無く進行された。
急に決まった事項では無く、モバイルゲーム市場に対して、
成功的に進入しなければならないという悩みを継続的に行って来て、
試行錯誤を減らす事が出来る、積極的な協力が必要な状況だった。
現在、韓国のゲーム市場は、状況が芳しくない。
世界的な競争の渦に入っているし、何年も前から停滞期を経験している状態だ。
中国、及び、海外有数国のゲーム産業が成長しながら、もう私たちゲーム産業は、
長続きが可能なのかに対する疑問を申し立てられている状況になっている。
この世界的な競争の中で生き残る事が出来るか切迫した心情の中、
提携を通じてこの様な事を乗り越えたかった」
Q.誰が先に提案したのか?
A.キム・テクジン NCsoft 代表
「提案はお互いに話した所であり、自然に決まった結果だ」
Q.最初の提携プロジェクトは何になると思うのか?
A.ネットマーブル議長
「内部的に論議しなければならない状態だ。これから本格的に論議をしなければならない。
個人的には、初作品が "アイオン" になったら良いと思う」
Q.オープンマーケットに属したモバイルゲーム市場を批判した事がある。
NCsoft がネットマーブルのプラットホームで活動する様になるという点を考慮する時、
それに反する決定となるのでは?
A.キム・テクジン NCsoft 代表
「延長線にあると思う。特定パブリッシャーに NCsoft のゲームをパブリッシングする事は、
提携が必要無い内容だ。しかし、NCsoft が願うのは、モバイルゲーム市場に成功的に
進入するという事だ。ネットマーブルがここに大きく役立ってくれるだろうと考えており、
とてもありがたく思っている」
Q.両社間の差をどんな風に乗り越える予定なのか?
A.キム・テクジン NCsoft 代表
「どんな場合でも役に立ったら、両社が協力するのは当然だ。
NCsoft はネクソンだけで無く、全ての会社に解放されている。
今回仕事を進行しながら、ネットマーブルと NCsoft の共通点が分かった。
韓国でゲームを作り、グローバルでこれを成功させるという DNA が全く同じなのだ。
その様な面において、お互いの経験がとても役立つ事が出来ると思う。
NCsoft の立場では、モバイルゲーム市場での経験不足を、
ネットマーブルを通じて沢山手伝って貰う事が出来たら良いと考えている。
世界モバイルゲーム侍者のトレンド変化が急変する中、成功したネットマーブルの DNA は、
NCsoft の大きな力になるでしょう。
両社は良い姿を作る事が出来るという確信も持っている。
両社が助けを取り交わしながら、WIN - WIN になれる姿を、相互間で持ったと思う」
Q.ネットマーブルは非上場企業だ。どんな風に企業価値を算定したのか?
A.NCSoft ユンゼス CFO
「非上場なので、企業価値に対しては多くの悩みをした。
第3者である会計法人に仕事を任せて、ネットマーブルにおける去年の年末決算までを
勘案して、算定を行った。シナジーまで考慮したら、安く買い入れたと思う」
A.ネットマーブル代表
「ネットマーブルは、最近 3年位に急成長を成して来た。
特にモバイルゲームの場合、40% 以上の高成長を記録中だ。
企業価値は現在の実績だけを見て判断するものでは無いと考えている。
近い未来のネットマーブルの価値を考慮して、価値を算定した。
多様な投資提案を受ける状況で、NCsoft が一番良いパートナーだと思い、
協力関係を結ぶ様になった訳で、今回の提携が会社の価値を大きく成長させるという
機会になるだろう」
Q.現在ネットマーブルが一番成功したゲームは、特定プラットホームの上にある。
ここに NCsoft IP まで利用する様になれば、NCsoft にも利益を配分しなければならなくなり、
マージンが減る事が出来る。これに対してどう考えているか?
A.ネットマーブル議長
「どんな風に利益を育てるかよりは、これからグローバル市場において、
どんな風に認知度を高めるか、どんな風にグローバル市場で通じる事が出来る、
そんな IP を確保する事が出来るか、が優先順位だ。
強いパートナーがいるならば、何時でも提携して認知度、及び、事業競争力を
高める事を優先にしなければならないと思う。
カカオトークは韓国内モバイルゲーム市場において良いパートナーだが、
ゲーム、及び、サービスは国家毎に有利なパートナー社がある。
ネットマーブルの基本的な事業戦略は、一方向だけでは無い。
グローバル競争力を持って行く事が出来る良いパートナーと協力して、
グローバルに事業競争力とマーケットシェア、グローバル認知度を高める事が目標だ。
過去、PC オンライン市場では平均マージンは 30% あったし、
ネットマーブルは通常 20% 以上のマージンを出す為に努力している。
今回の市場の流れ変化に従って、マージンを高める事が出来る方案を探したら、
マージンは改善する事が出来ると考えている」
Q.今の心情は?
A.キム・テクジン NCsoft 代表
「人生は常に波が来て、今回の波を乗り越えて生き残らなければならないと思いながら過ごしている。
何年もの間、とても多くの出来事があった。
既存領域を守ると同時に、新しい領域に挑戦しなければならないという事は負担だ。
今回は取る事が出来る選択の中で、最善の選択をしたと思う」
Q.ネットマーブルは NCsoft とネクソン間の経営権紛争において、
NCsoft の友好勢力になるのか?
A.ネットマーブル議長
「NCsoft が株主なら、友好勢力である事は当然だ。
ネットマーブルも常に株主として、利益を追い求める決定をするしかない。
NCsoft 経営陣が会社をよく経営するのかを観点にして、
これから NCsoft を眺めなければならないと思う。
究極的に NCsoft が韓国の立派なゲーム開発会社の枠を越えて、
グローバル会社として成長する事が上手に出来たのであれば、
現在の経営陣に肩を持つ筈であり、そうではなければ持たないかも知れないでしょう。
常識的な線で話せる事はこれ位であり、個人があれこれ決定出来る話では無い。
現在の経営陣が選択する事業戦略や事業推進力等を考慮して、
手伝える部分は手伝い、株主の立場として意見がある時は話すという計画だ」
Q.IP 活用に対する計画は?
A.キム・テクジン NCsoft 代表
「今回の提携は、NCsoft の IP を本格的に拡張する為の独占契約だ。
1 IP を活用したモバイルゲームは、必ず 1つである必要は無い。
NCsoft の IP を基盤としたネットマーブルのゲームには、個人的にも期待が大きい。
知りたかったりする。
とても良い結果を相互間で出す事が出来る様、本格的に協力する姿になるだろう」
●ネクソン、立場発表 「事前共有は無かった、最大株主として残念」
(inven)
NCsoft とネットマーブルゲームスの持分引受と関わって、
ネクソンは 「前もって共有を受けた内容は全く無い」 と、立場を伝えた。
NCsoft は16日、ネットマーブルゲームス持分の 9.8% にあたる 29,214株を、
3,802億 6,490万 7,430 ウォンにて取得した。
公示を通じて NCsoft は、
「ゲーム事業のシナジー効果創出の為にこの様な決断を出した。
ネットマーブルゲームスが発行する子株を、第3者割当方式で引き受ける」 とも明らかにした。
これに対してネクソンは、
「最大株主の立場から、株主価値に大きな影響を及ぼす大規模な投資が、
会社の投資方向に対する疎通が不在の中で成り立ったという点、
4000億ウォンに近い巨額の投資で、10% 未満の少額持分を確保した点に対して、
残念に思う」 とコメントした。
次いで、
「今後、どの様なシナジーを通じて企業価値向上に寄与するのか、
本当に株主価値の向上の為の投資だったのかを見守る筈であり、
ネクソンは NCsoft の最大株主として、企業経営の透明性向上の為に、
持続的な努力するでしょう」 と、立場を明らかにした。
投稿者 (む) : 2015年2月17日 20:03