2019年8月12日
韓国ブレソトーナメント 2019 決勝戦が終了。WCS 韓国代表インタビュー [ 比武大会 ] Tweet
●「職業変更を検討、さらなる調整をする」
8月 11日、ブレイドアンドソウル トーナメント 2019 Korea 決勝戦が終了して、
ワールドチャンピオンシップに出場する韓国代表チームが確定された。
韓国代表チームは 「HJH」 と 「ABC」 の 2チームで、
比武大会でも良い成績を収めた選手たちが在籍しているだけに、
去年ロシアに渡した世界最強タイトルを奪えるか、期待されている。
(inven)
Q.ワールドチャンピオンシップ進出おめでとうございます。
感想を一言お願いします。
A.(チーム HJH)
最初からあまりにも良い出来になったので、我々もよく分からないまま、
欲心が生じていた。そこから 1つずつ準備していって、優勝まで辿り着いた。
鉄鎖群島の特徴上、誰が 1位になるかは予測するのは難しかったし、
無心にプレイした事が、良い結果に繋がった様だ。
A.(チーム ABC)
準優勝になったが、今回の競技で我々はミスが多かった。
その部分でメンタルに打撃があったが、3ラウンド目から良い結果を出して、
準優勝する事ができた。
ミスさえ減らせば、どんなチームに出会っても、勝つ事ができると思う。
残り期間の間、熱心に準備したい。
Q.(チーム HJH に対して)いつ 1位になれると思いましたか?
A.(チーム HJH)
1位を狙うというよりは、点数をキチンと積み重ねて、
上位圏を狙おうという戦略だった。3ラウンドで総点 1位に上れた様だ。
Q.今回はバトルロイヤル方式で、既存の大会とは多くの差があるはずですが、
どの様な部分が大きな差として体感されましたか?
A.(チーム ABC)
練習がしにくい。バトルロイヤルはジャンルの特徴上、
多くのプレイヤーが集まらなければならない。
他のプレイヤーと一緒に競技をしようとしても、限界がある。
練習をする為には、この部分たちに補完が必要だと思う。
A.(チーム HJH)
比武大会と異なり、変数がすごく多い。
争いながら、同時に周辺を警戒するなど、マルチタスク能力が重要なのに、
我々も不足していた部分が多かった。
練習しても、後ろから来る攻撃には完全に対処できないというのが、
大きなミスにも繋がった。
Q.皆様は過去の比武大会で活躍した選手たちですが、
鉄鎖群島でも基本技が重要だとみていますか?
A.(チーム ABC)
比武で強い選手たちは、ゲームである程度の才能を持っていると思う。
この人々が鉄鎖群島の練習をしまくれば、さらに良い成績を収められたと思う。
鉄鎖群島自体は比武標準制だが、アイテムの影響力がより大きい。
Q.競技中、特に印象深かった瞬間があった様ですが?
A.(チーム HJH)
特別な事は無くて、元々通っている動線に誰も居なかったという位だ。
万般の準備を整えて争いに行ったが、敵チームが居なかったので、
アイテムを簡単にファーミングする事ができたし、
それが耐えられる原動力にもなったと思う。
A.(チーム ABC)
2ラウンド目で、点数を大きく落としてしまった。
我々はもう少し注意しようと話していたのに、調節が下手だった様だ。
攻撃的に出てしまった事がとても災いしたし、印象も深かった。
Q.鉄鎖群島で、「攻撃的なプレイ」 と 「守備的なプレイ」、
どちらが有利になると考えますか?
A.(チーム HJH)
序盤の競技は、少し攻撃的な姿を多く進行したが、
鉄鎖群島というジャンルを理解していなかったと思う。
攻撃だけが能では無いという事を、大会を進行しながら悟った。
守備的にしている動いている中、対峙した敵だけ倒しても良い競技だ。
敢えて攻撃的に運営する必要が無い。
A.(チーム ABC)
鉄鎖群島は、アイテムの出る地域がある程度決められている。
この為、アイテムを目指す動線が重なれば、争いが起きてキルが発生する。
競技では、この様な戦いで勝利したチームが地域を独占して、
良い成績を収めるという事もある。
しかし、基本的には守備的に動いた方が有利だと思う。
アイテムをしっかり集めて置いてから、後半に使いまくる方式にした方が、
もっと良い成績を出せる。
Q.召喚士が注目されている様です。
鉄鎖群島での召喚士に対して、どんな風に評価しますか?
A.(チーム ABC)
味方の立場では、鉄鎖群島の召喚士はあまり良い選択肢だと思っていない。
対応方法がある為、今回の大会の場合では、
単純に操作していた選手が上手かっただけだと思う。
Q.ラウンド別点数があり、総合点数を付与するという方式ですが、
順位に対する神経戦が大きかったのではないですか?
A.(チーム ABC)
我々の場合、下から順位を上げていったので、本当に神経を沢山使った。
HJH との点数差を見て、初盤から争えばお互いに損害だと思い、
順位防衛戦をしようとチーム員にオーダーを出した。
結果的に良い判断だった様で、順位を念頭に置いた、戦略的な数値が重要だ。
A.(チーム HJH)
点数に気を遣わない時が無い。
お互いに牽制したくてもマップが広い為、出会いにくいという事もあり、
1位を取れたのは我々の展開が上手かっただけだ。
Q.鉄鎖群島のシステム中、直したら良いと思う部分はありますか?
A.(チーム ABC)
「死霊投てき」 を受けたら呆気ない。
戦場の特性上、360度全方向が危険地域だが、あまりにも急に死ぬ事が多い。
遠距離職業群は HP が 73,000 程度なのに、フル状態の死霊投てきを受ければ、
75,000 ダメージを受けて確実に死ぬ。
これに関しては、ダメージ調整は必要では無いだろうか。
A.(チーム HJH)
アイテム分布を提案したい。
12時地域の虎鬼村に多くのアイテムが集まっている。
体感上、全体マップのアイテムの中で、3分の1位は虎鬼村にある感じなので、
もう少しばらばらにアイテムが分布されていた方が良い。
Q.鉄鎖群島と比武大会を比べた時、eスポーツとしてはどちらが優れると思いますか?
A.(チーム HJH)
どちらともお互いに異なる楽しさがあると思う。
これはプレイヤー毎に持つ趣向の差で分かれるでしょう。
それぞれ別の楽しさがあるが、最近はバトルロイヤル ジャンルに人気があるので、
トレンドに従うという面では、鉄鎖群島の方が悪くないと思う。
Q.大会では、ホン・ドウゲン変身の活躍が大きかったですね。
ホン・ドウケン変身に対しては、どう思いますか?
A.(チーム ABC)
練習している段階では、ホン・ドウケンは良い性能を出す事はできなかった。
一部のチームが、ハンマーを利用するのに長けていた為だ。
ホン・ドウケンは、ハンマーでバリアの外に押し出されると、非常に弱い。
ただ、今回はそのチームが早く落ちたり、アイテム不足などにより、
そのプレイをまともに出来なかったのが幸いした様だ。
鉄鎖群島全体を見れば、ホン・ドウケンの影響力はそこまで大きくないと思う。
A.(チーム HJH)
ホン・ドウケンは、猫の手 → ハンマー連携をしてバリア外まで飛ばせば、
そのまま死ぬ場合が多く、無条件強いという訳では無い。
今回は障害物の多い地域、かつ、出現が近い地域ばかりだったので、
変身取得を強行した。
素早く向かった場所で席を守っている形になったので、
近付いてくるプレイヤーより、楽に取得できたという面もある。
Q.意外と隠れている選手も多かったです。ルールが必要だと思いますか?
A.(チーム ABC)
そんなプレイは、アイテムで充分に打破可能だ。
空中や高所に位置取りするのは、やはり選手たちの実力だと思う。
Q.ワールド チャンピオンシップを控えています。
こんな部分は補完して欲しいと思う事はありますか?
A.(チーム ABC)
バリアが狭くなってくると、全ての選手たちが 「探知」 を回している。
この為、暗殺者は活躍できない。
これを打開する為にも、チーム員のクラス変更を考慮している。
A.(チーム HJH)
我々も同じ考えだ。
召喚士も暗殺者の様に隠れ身を活用するが、「探知」 に脆弱だ。
クラスを変えて、準備をするつもりだ。
Q.ワールド チャンピオンシップに向けた抱負をお願いします。
A.(チーム ABC)
チーム員の 1人が、今回初めてワールド チャンピオンシップに出場する。
必ず優勝させたい。私も久しぶりに出場するだけに、期待が大きい。
去年の大会ではロシアに優勝を奪われたが、
今年は韓国がまた、優勝カップを持って帰る事を祈っている。
A.(チーム HJH)
他チームのミスが重なって、ここまで上手く上って来る事ができた。
ロシアが去年は優勝したが、性能が良い召喚士の力を良く生かしたと思う。
しかし、今回はそんな特定キャラクターが大きな力を発揮する比武とは違うので、
我々が勝利できるでしょう。
●韓国ブレソトーナメント 2019 決勝戦 動画
投稿者 (む) : 2019年8月12日 08:46