2021年2月 9日
韓国NCsoft、「ブレイドアンドソウル2」 5月サービス開始予定か [ モバイル関連 ] Tweet
●韓国事前予約は本日 2月 9日よりスタート
韓国 NCsoft は、「ブレイドアンドソウル2」のサービス開始を 5月 6日にする計画だ。
なお、「ブレイドアンドソウル2」に先立って公開する「トリックスターM」は、
サービス開始を 3月初旬から中旬頃にする見込みだ。
また、「ブレイドアンドソウル2」 は、本日 2月 9日より事前予約の登録を
開始する予定となっている。
「ブレイドアンドソウル2」 は、モバイルプラットフォーム作品だが、
NCsoft の次世代ゲーム プラットフォーム 「PURPLE」 を利用すれば、
PC からもプレイする事が可能だ。
(PURPLE は日本も リネージュ2M で実装予定)
NCsoft 関係者は 8日、
「ブレイドアンドソウル2 のサービス開始日を、5月 6日 に暫定で決めた。
現在は追い込み開発過程であり、突発的な事項が無ければ、
この日付にサービス開始が成り立つだろう」 という事を明らかにした。
「ブレイドアンドソウル2」 は、去る 2012年にサービスが開始された、
PC版 武侠 MMORPG 「ブレイドアンドソウル」 の正統後続作だ。
前作 「ブレイドアンドソウル」 は、ベ・ジェヒョン プロデューサーと、
キム・ヒョンテ アートディレクターが開発を主導して、
サービス開始直後、韓国ネットカフェ シェア 1位 を取った興行作品だ。
今回の 「ブレイドアンドソウル2」 は、前作とは異なり、
モバイルプラットホームにて開発されて、ストーリー展開は、
前作で描かれた冒険の後日談という内容になっているという。
「ブレイドアンドソウル」は、PC の人気が高かった事もあり、
今回サービスされる 「ブレイドアンドソウル2」 以外にも、
多数の後継作品が開発されてきたが、「適正生存競争」 において、
他の作品は 「ブレイドアンドソウル2」 を越える事ができず、開発中止になっていた。
一番最初に開発された 「ブレイドアンドソウルTCG」 は、
テンセントを通じて中国でサービスされたが、すぐにサービスを終了した。
再開発の後、韓国でもサービス開始を計画していたが、
実現する可能性が低いという事が知らされていた。
カジュアル向けの外伝として開発されていた 「ブレイドアンドソウルS」 は、
韓国以外の海外市場のみサービスするという手法を取ろうとしたが、これも頓挫した。
前作 「ブレイドアンドソウル」 のストーリーとコンテンツを、
そのままモバイルに移植した 「ブレイドアンドソウルM」 も、開発は終了した。
これらの作品を全て蹴落として、生存したのが、
今回の作品 「ブレイドアンドソウル2」 という事になる。
「ブレイドアンドソウル2」 も、開発ディレクターが変更されるという経緯があったが、
現在のサービス開始前段階まで、開発が続けられて来た。
なお、当初サービス予定は 2020年開始を目標にしていたが、
新型コロナウイルス拡散により、業務を続けにくい環境となり、
開発日程が予想よりも大きく引き延ばしとなっていた。
「ブレイドアンドソウル2」 が、既にサービスされている 「リネージュM」 や、
「リネージュ2M」 に引き続き、興行のラインナップとして加勢すれば、
NCsoft はモバイルゲーム部門において、安定的な成長街道に進入する様になる。
去年、NCsoft は売上 2兆 4,162億ウォンを達成しているが、
このうち 「リネージュM」 が 8,287億ウォンを、
「リネージュ2M」 が 8,496億ウォンを稼いでいる。
さらに、「ブレイドアンドソウル2」 に先駆けて、
サービスを開始する予定の 「トリックスターM」 まで興行に成功すれば、
4つのゲームが売上を牽引する構図を成して、大きな成長曲線を描く見込みだ。
これが成立した場合、NCsoft は先頭ネクソンを追撃する様になる他、ネットマーブル,
「PUBG」を開発した Bluehole を含むゲーム制作スタジオ KRAFTON など、
他競争グループとの格差を大きく拡大する事になる。
今回のサービス開始日に関して、NCsoft 広報室関係者は、
「サービス開始日程が最終的に確定したら公表したい」 と明らかにした。
投稿者 (む) : 2021年2月 9日 11:34