2021年6月 9日
ディテールは改善、FPS は減少?!UE4 アップデートされたテストサーバー、差異は? [ SEASON6-1 胎動録 特集 ] Tweet
ブレイドアンドソウル テストサーバーに、Unreal Engine 4 グラフィックの
アップデートが先行導入された。
UE4 アップデートは、過去フロンティアサーバーで先にお披露目されており、
今回の胎動アップデートにより、いよいよライブサーバーにも登場する予定だ。
(※なお、韓国フロンティアサーバーは既にサービス終了)
では、現在のテストサーバーは、一体どんな姿なのか?
ライブサーバーとテストサーバー、両方のオプションを最高に設定した後、
アウト フォーカスだけ切ったまま、グラフィックなどを比較してみた。
(inven)
まず、全般的なディテールが、フロンティア時代よりも好まれる外見になった。
テクスチャの品質や、影表現のエッジ、草の表現、布の材質表現など、
多くの部分で改善されたという事を感じられる。
一方、全般的な画面の明るさは減少した。
全体的なマップの光の反射から、服や武器などが光る姿など、光源が弱くなり、
これによって、色がどんよりと感じられる様にみえる。
なお、テストサーバーはアンチ エイリアス設定がライブサーバーと少し異なり、
二重で FXAA を適用する場合、画面の明るさが追加で少し減少する。
この為、画面の明るさに大きな影響を与えず階段現象を取り除くには、
TAA を選択した方が有用な場合がある。
反対に、TAA は画面が薄暗くなるという短所が指摘される方式である為、
どの機能を有効ににするかは、直接自分で体験してみて、決める事をお勧めする。
ライブ(左) / テストサーバー(右)のグラフィック設定。
メニューが少し簡易化された。
・ライブ vs テストサーバーのグラフィック比較
ライブ 天命宮外苑の風景 1
テスト 天命宮外苑の風景 1
ライブ : 天命宮外苑風景 2
テスト : 天命宮外苑風景 2
・キャラクター ディテール
ライブ
テスト
●フルオプションで要求される推奨スペックは非常に高いものに
フルオプション基準の要求スペックは、非常に高くなった。
ライブサーバーでのクライアント最大サポート FPS 120 を維持できる地域は、
テストサーバーでは 70 ~ 80 fps、大きく落ちる場所に至っては、
40 fps 前後まで下がってしまう事を確認した。
実際に、天命宮外苑で軽功を使用している最中の FPS は、
118(ライブ) / 38(テスト) と、3倍近くの差が発生した。
一方、ローディング速度は非常に早くなった。
縮地を通じて地域を移動したり、初めてキャラクターでサーバーに接続する場合など、
ライブサーバーと比べて早い速度を体感する事ができた。
実際に、比較的人がいない天上盆地から、
緑明村までの縮地に掛かるローディング時間を計測してみた所、
テストサーバーでは約 10.2秒、ライブサーバーでは 17.7秒程度かかり、
ローディングに関しては、大きく改善された事が伺える。
もちろん、サーバーの同時接続者数などの環境が異なる為、
実際の結果には差が発生すると思われるが、ローディングに関しては、
期待できる事項だと言えよう。
これ以外に、UI も変更された。
全般的なウインドウの形態は、フロンティア サーバーのそれと、ほとんど等しい。
半透明化したウインドウと、その裏側は薄暗く表現される姿など、
全体的な印象が等しくなっており、タンスや衣装コストマイジング、
メニュ-ウインドウ、バフ表示など、多くの部分が変更された。
ただ、UI の場合、好き嫌いが大きく変わると予想される。
特にインベントリの場合、アイテム アイコンが密着して表示される為、
視認性が大幅に減少する様相を見せている。
各サーバーでオプションを最高にした時、
テストサーバーの FPS は大きく減少した。
反面、ローディング速度は分かりやすく改善された。
下のローディングバー速度が明らかに異なるのを確認できる。
UI も変更されたが、インベントリは視認性が非常に悪くなった。
タンスの姿
衣裳室の姿
マップも、ピンの形態を含めて、少しずつ変化した。
メニューウインドウは分類が分けられて、
以前よりも多くの設定を見られる様になり、機能を利用しやすくなった。
投稿者 (む) : 2021年6月 9日 01:05