2018年2月16日
月刊 WindowsUpdate 2月号、その他 Adobe 製品の更新も[ パソコン関連 ]
今月も WindowsUpdate が公開されています。
Microsoft、2月の月例セキュリティ更新プログラム公開 計50件の脆弱性を修正(ITmedia)
Microsoftが2月の月例パッチ公開、"緊急"はMicrosoft Edge/IE11など(impress)
今回の修正は 50件で、Windows のシステムや Internet Explorer など、
多様なソフトウェアに渡る脆弱性の修正が行われている模様です。
中でも 「Outlook」 に関係するものは、ユーザーがメールを開かず
プレビューを表示しただけで攻撃が実行される恐れがあるとされており、
Outlook を通常メーラーとして使用している方は、早急に修正パッチを
適用した方が良いでしょう。
修正の適用は、Windows 7 以前はスタートメニューの Windows Update から、
Windows 8.1 以降は設定の Windows Update から可能です。
また、Adobe 製品では Acrobat と Reader の脆弱性修正が公開されています。
Adobe、AcrobatとReaderの深刻な脆弱性を修正(ITmedia)
Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」の定例更新を公開 ~41件の脆弱性を修正(窓の杜)
こちらもインストールされている方は、適用しておいた方が良いでしょう。
2018年2月 4日
Adobe Flash Player に新たな脆弱性、修正版が今週リリース[ パソコン関連 ]
Flash Player に新たな脆弱性が発見された模様です。
Flash Playerに未解決の脆弱性、Windows狙う攻撃に利用(ITmedia)
「Adobe Flash Player」にゼロデイ脆弱性 〜Adobe、修正版を5日にリリースへ(窓の杜)
この脆弱性はリモートから任意のコードを実行できる脆弱性であり、
既に Windows ユーザーを目的とした攻撃も確認されているとの事。
配布は 7日より開始された様なので、
できるだけ早めに修正を適用すると良いでしょう。
Flash Playerの臨時アップデート公開、未解決だった脆弱性に対処(ITmedia)
Flash Player ダウンロード及びインストールなどは、以下の URL より可能です。
Adobe Flash Player ダウンロード(Adobe公式)
Flash Player のバージョンチェック(Adobe)
2018年1月17日
CPU の脆弱性対策、適用後の影響はストレージの大幅減速が主か[ パソコン関連 ]
今年初めから界隈を賑わせている CPU の脆弱性対策ですが、
適用後の主な影響はストレージの減速になるとの検証結果が出ている様です。
CPUの脆弱性対策パッチでSSDのランダムアクセスが大幅減速?影響をチェックしてみた(AKIBA PC Hotline!)
修正後はストレージが早ければ早いほど影響を受ける様相であり、
HDD よりも SSD、SSD よりも RAMディスク と、高速になればなるほど
影響を受けやすくなるという検証結果が記載されています。
なお、ストレージ以外でのベンチマーク結果は数%の性能変化に留まっており、
現時点ではあまり大きな影響は受けないだろうとの事。
MMORPG 的には、主にマップのローディングなどで影響が出ると思われます。
特に、RAM ディスクにクライアントをインストールされている方は、
大きな影響を受けると思われますので、注意した方が良いでしょう。
関連 : Googleが発見した「CPUの脆弱性」とは何なのか。ゲーマーに捧ぐ「正しく恐れる」その方法まとめ(4Gamer)
2018年1月 9日
NVIDIA、CPU の脆弱性に対策する GeForce ドライバを公開[ パソコン関連 ]
年始より CPU の脆弱性が複数発見されて、界隈で話題になっています。
Googleが発見した「CPUの脆弱性」とは何なのか。ゲーマーに捧ぐ「正しく恐れる」その方法まとめ(4Gamer)
この脆弱性は、ひとつは Intel の CPU を積んだサーバーなどに、
もうひとつは現存する全てのプロセッサ(PC,スマホなど含む)に
影響を与えると考えられており、各社対策を急いでいる状況です。
その中で、NVIDIA が脆弱性に対策する GeForce ドライバを公開しました。
Googleが公表した「脆弱性」に対策する「GeForce 390.65 Driver」は,ゲームにリアルタイムでポストエフェクトをかける新機能にも対応(4Gamer)
※ダウンロードリンクは記事中にあります。
今回のドライバはセキュリティに関連するドライバでもありますので、
GeForce グラフィックカードを利用されている方は、
できる限りアップデートされる事をお勧めします。
なお、今回の脆弱性は、この様なグラフィックドライバだけではなく、
Windows や各インターネットブラウザなどでも、修正プログラムが
配布される予定となっています。
各ソフトウェアのアップデートが公開されましたら、
できる限り全てのソフトウェアで、アップデートを適用する事をお勧めします。
※※※注意※※※
今回の脆弱性を塞ぐと、一定の性能低下が発生します。
最新 CPU であればある程、低下の度合いは低いと言われていますが、
どちらにせよ、CPU の買い換えで完全に対策できる問題では無い為、
脆弱性を放置しないのであれば、性能低下は受け入れるしかありません。
今後発売される新しい CPU にて、対策される事を祈るのみです。
2017年11月15日
月刊 WindowsUpdate 11月号、Flash player 更新も[ パソコン関連 ]
今月も Windows と Flash player のアップデートが公開されました。
Microsoft、11月の月例セキュリティ更新プログラム公開 53件の脆弱性を修正(ITmedia)
Microsoftが11月の月例パッチ公開、"緊急"はMicrosoft Edge/IEなど19件(impress)
Flash PlayerやAcrobat、Readerなどのアップデート一挙公開 深刻な脆弱性に対処(ITmedia)
PhotoshopやInDesignにも脆弱性~Adobe、Acrobat/ReaderやFlashなど同社ソフトウェア製品のセキュリティアップデートを公開(impress)
脆弱性を修正しない場合、それが悪用されたウェブサイトを開いただけで、
ウイルスなどに感染してしまう可能性がありますので、できるだけ早めに
修正を適用する様にしましょう。
なお、余談ですが今回の更新は結構時間が掛かりますので、
時間に余裕がある時に実行する事をお勧めします。
Windows の更新は、Windows の設定にある 「WindowsUpdate」 より、
Flash Player ダウンロード及びインストールは、以下の URL より可能です。
Adobe Flash Player ダウンロード(Adobe公式)
Flash Player のバージョンチェック(Adobe)