去る 8強にて、3 対 1 でリン剣術士を破った戦績がある暗殺者プレイヤーなだけに、
勝負予測では暗殺者プレイヤーの勝利に、少し人気が集まった。
しかし、この日のプレイオフで見せてくれたリン剣術士プレイヤーの小綺麗な運用は
充分印象的だっただけに、死闘の予感が演出された。

予想通り、1セット目からし烈な合戦が開かれた。
初盤、空中コンボで勢いを得たリン剣術士プレイヤーは、
以後暗殺者プレイヤーに攻撃権を何度か渡したりもしたが、
暗殺者と比べて体力回復能力が優れていた為、後半に行くほど勝機を呼び集めた。
結局、体力面で続けて優位を占めたリン剣術士プレイヤーが、初セット勝利となった。

2セット目も、1セット目と似ている様相になった。
暗殺者プレイヤーの攻撃権がもう少し 1セット目より多かったが、
リン剣術士特有の堅さと体力管理能力により、長期戦に陥った。
長期戦の状況でも、両選手は互いにミスの無い小綺麗な競技を見せて、し烈な合戦を繰り広げた。
しかし、結局後半に行くほど体力を復旧出来なかった暗殺者プレイヤーが、2セット目も敗れた。

3セット目は、暗殺者プレイヤーが脱出の抜けたリン剣術士を相手に、
タイミングを狙って空中コンボを炸裂させた後、首切りコンボまで小綺麗に決めて、
繋がったもう一度の首切りコンボチャンスを通じて、瞬く間に勝利を奪った。

4セット目は、リン剣術士が体力的な優位を占めて、暗殺者を圧迫した。
窮地に追い込まれた暗殺者は、20秒も残らない状況にて、暗殺者特有の力強いコンボを
お披露目して、似ている体力の状況を作り出した。
結局その状態で 4セット目は終了となり、ダメージ量判定で暗殺者が勝利した。

同点の状況で、有利となる先制点を獲得したのは、リン剣術士プレイヤーだった。
リン剣術士プレイヤーは 5セット目、始終暗殺者プレイヤーを圧倒する姿をお披露目した。
結局、後半少ない体力で暗殺者プレイヤーは逆転を狙う会心のコンボを入れたが、
リン剣術士プレイヤーの勢いを衰えさせる事は難しかった。
雷光閃を利用して 5セット目を取ったリン剣術士プレイヤーは、3 対 2 状況を作り上げた。

有利な状況を作り上げたリン剣術士プレイヤーは、6セット目でも暗殺者を相手に優位を占めて、
冷静沈着なプレイをお披露目した。
結局、暗殺者を相手に 3 対 2 状況を作り上げたリン剣術士プレイヤーが 6セット目も勝利して、
4 対 2 というセットスコアで優勝を決めた。

●動画

動画開始より 2：27：44頃までが決勝戦