Blade＆Soul では、各種ボスモンスターを倒した時、報酬として該当のモンスターの精気を与えます。
この精気は、武器や宝貝等、ボスモンスターが与えるアイテムの中の一部に交換する事が出来ます。
ボスモンスタークエストを繰り返し遂行して、高級アイテムと交換出来るデイリークエストも導入されました。

例えば、最初の人気ボスモンスターである清嶺を倒せば、服や帽子等と共に精気を与えます。
精気は清嶺が持つ各種武器と交換する事が出来ます。
清嶺を一度倒した後は、一日に一回ずつ清嶺を倒せというデイリークエストを受ける事が出来ます。

デイリークエストを終えてからは、報酬で英雄のサインを得られます。
これを集めて、英雄武器と英雄宝貝に交換する事が出来ます。

ここで話を戻すと、1次 CBT 地域最後の英雄宝貝の性能と、
1次 CBT 最後のインスタンス ダンジョン ボスであるゴゴブンが与える武器の性能、そして、
服のデザインがあまりに優れているという事で、簡単に大砂漠に移動出来ない現象が起こりました。

結局一部ユーザー達は、新しいコンテンツに接する事を諦めて、
ゴゴブンを一日中狩り続ける姿を見せたりしていました。

●繋がる話、繋がる復讐

大砂漠でも復讐は繋がります。
主人公は師父様の仇、ジンソヨンを探して大砂漠に渡って来たが、
大砂漠は復讐に気を使う暇も無い修羅場に変わっていきます。
幻影薬という麻薬を使って村を脅威する司馬校に対立する新しい話が始まります。

竹村を取り囲んだ話が 「主人公が英雄と会ってジンソヨンと争う力を得る」 一種の準備過程なら、
大砂漠からは主人公が本格的に武林の混乱の中に足を踏み入れるのです。

司馬校との闘いをキッカケに、武林を両分する武林猛と魂千校の中から一ヶ所に属した主人公は、
ジンソヨンが自分の身に残した墨画の傷と争い、彼女を追跡します。

また、天下体制と五大勢家を含めた幾多の勢力が乱立しながら、武林の状況はますます悪くなり、
器として選定された主人公は混乱の中心に立つ様になります。

シリアスな展開とギャグ展開が続いた後、瞬間から復讐を取り囲んだ深刻な事件が続々現れます。
余裕と緊張を同時に感じる事が出来る、バランスがとても良い構造になっています。

師父様の復讐という主題を持ってからも、続いて反転を作り出すという点も新鮮です。
大砂漠でもユーザーの後頭部に衝撃を与えるストーリーは繋がります。
ただ、膨大な世界観に入れ込んでいると、話の展開が目まぐるしく変化するので分からなくなるでしょう。

少しだけ精神を落ち着かせて、砂漠の真ん中に立ち、
「私は誰か？またここは何処か？」 を叫ぶのがオチです。

率直に言って、記事を書きながらもクエスト全てで撮って置いたスクリーンショットを見て、
やっと状況を理解した事も多いです。

●武林猛と魂千校、本格的な PvP のスタート

大砂漠からは Blade＆Soul の本格的な PvP も始まります。
Blade＆Soul は 1次 CBT で服装を通じる PvP をお披露目しました。
角虫団と自警団という二つの対立団体の服装は、
着たユーザー同士の団体を代表して争う事が出来る方式です。
特別な報酬も無い、単純な興味だけの PvP です。

大砂漠では、二つの巨大門派の中から一ヶ所に属して、他の門派とし烈な競争をする様になります。
二つの門派はストーリー進行過程で 「必ず」 選択しなければならないし、１ヶ所を選んだら二度と
変える事が出来ません。

門派に加入したら門派服を受けるので、この服を着た瞬間、相手勢力と競う事が出来ます。

ちなみに、大砂漠の中には二つの門派がそれぞれ前哨基地を立てて、競争して鉱物を採取しています。
前哨基地は門派服を着た人だけ近付く事が出来ます。

おかげで、中央地域では自ずから二つの門派ユーザー間の戦闘が起こっています。

面白い点は報酬です。
門派服を着た瞬間、プレイヤーの頭には 1点 という点数が表示されます。
これは自分の現在の点数です。
そして、他のユーザーや NPC を倒す度、該当ユーザーの点数を奪って来る事が出来ます。

点数は、各門派の友好度に反映されて、友好度を高める程に良いアイテムを購入出来ます。
一回に多くの点数を持って行く程、上がる友好度が倍増する為、どうせやるなら最大限多くの
点数を持って行くのが重要です。

問題は、自分が死ぬ場合、反対に持っていた点数を相手に全て奪われるという点です。
一種のハイリスク、ハイリターンです。

キャラクターの点数は、門派構わずに表示される為、高い点数を持ったプレイヤーが出現したら、
戦場はあっという間に熱く盛り上がります。当然点数が高い程、寄り集まる人も多いです。

報酬アイテムの水準も悪くなくて、戦闘無しに友好度を上げられるデイリークエストもある為、
大砂漠の戦場は初盤から高い人気を集めています。