サーバー当たりの最大同時接続者数は最小 5,000人 から 1万人であり、
サーバー当たりのアカウント数は、最大同時接続者数の 3 ～ 4倍である点を勘案すれば、
テスト人員は最小 30万人以上だと推定される。

キャラクター変更，衣装，多くの付加効果を受ける事が出来る 「VIP会員券」 など、
アイテム販売も同時に開始した。

当初公知されたサーバーは 18台で、テスト開始前にサーバー 1台が追加されたし、
開始 2時間後には、サーバー 6台で新規キャラクター生成が制限されるほど人気は非常に高く、
テストは成功的に開始されたと推定される。

●トラフィックが短期に急減する可能性は低い

韓国での Blade＆Soul は、2012年 6月にオープンされた以後、
今年 6月 「白青山脈」 アップデートになる前まで、トラフィックは持続的に減少したが、
最大の理由は 「コンテンツ不足」 によるものだった。

中国では、コンテンツ不足でトラフィック不足により短期急減する可能性は低いと思われる。

根拠は、次の三種類だ。

　１）韓国の様に 36 レベルで開始されるが、韓国での 1年半サービスで蓄積されたコンテンツを
　　　順次アップデートする用意が出来ている。

　２）レベルを高める為のクエスト数と所要時間を増加させるなど、コンテンツ消尽速度が緩まり、
　　　無限成長モードなど、ゲーマーたちが持続的に楽しめるコンテンツが追加された。

　３）中国 Blade＆Soul は、一定時間以上プレイする場合、経験値が増加しなくなるなどの
　　　疲労度システムが適用されている。
　　　（ただ、VIP 会員券には活力減少を緩和させる機能が含まれている。）

●大規模マーケティングが早い時日内に始まる見込み

中国アカウント保留テストは、韓国でのオープンベータサービスとほぼ等しいと言及されてきた。
その証拠に、Blade＆Soul の中国ホームページを見てみると、
自社 16 サイトと提携した 15 のウェブサイトで、テスト参加権を与えるイベントを進行している。

テンセントは増加するテスト参加権保有者たちを収容しなければならないし、
テストに対するフィードバックが良好な場合、利用者数を制限する理由が無い為、
早い時日内にサーバー数制限を解放しながら、本格的な大規模マーケティングを始めると予想される。

なお、テンセントは QQ メッセンジャー利用者 8億人などを保有した、
中国最大のインターネット業社であり、ソーシャルグラフを活用した、
効果的なターゲットマーケティングが可能だ。

韓国での Blade＆Soul は、19歳以上がプレイ出来る制限ゲームになっているが、
中国では年齢制限が無く、ゲーム難易度も低下されていて簡単にプレイ出来る為、
初期フィードバックが良い場合、利用者数が大きく増加する見込みだ。