2015年7月18日
NCsoft、2015 下半期に 3方向波状攻勢...創立以後最大の新作物量集中 [ 情報・ニュース等 ] Tweet
NCsoft が下半期、実績ターンアラウンドの為の波状攻勢に出る。
オンライン,モバイル,グローバル等、3大市場に向けて、
野心作を幾列にも出す予定だ。
公開テストと正式発売開始を目標とするゲームは 6 ~7種類に
達しており、創立以後一番多くの新作を発売開始するという。
(etnews)
14日、NCsoft によると、この会社は最近 MMORPG「リネージュエターナル」の、
フォーカスグループテスト(FGT)を終えた。
この FGT にて教育大学の在校生など、国内外のゲーム専門家にゲームを公開した状態だ。
NCsoft 関係者は、
「FGT により、確認してみたかった項目は得る事が出来た。
7月現在は、下半期に行う一般人を対象にした非公開テスト(CBT)を目標にして、
焼きを入れている状態だ」と語った。
また、NCsoft は「リネージュエターナル」一般公開を準備すると同時に、
eスポーツ コンテンツを企てたオンラインゲーム「MXM」の発売開始も、
追い込み作業を行っている。
モバイルゲームでは、自社製作した「ブレイドアンドソウル モバイル」,
「アイオン レギオンズ」,「ファッションストリート」,「パンヤモバイル」を、
下半期に発売開始する計画だ。
「ファッションストリート」を除いた大部分ゲームは、
既存有名ゲーム IP を活用している為、波及力は高い事が予想される。
北米・ヨーロッパ地域事業を担当する NCwest は再整備を終えて、
下半期はオンラインゲーム事業に一度集中する予定だ。
下半期には「ギルドウォーズ 2」の拡張パックを発売して、
「ブレイドアンドソウル」のテストも進行する方針となっている。
また、自体開発スタジオを通じて、モバイルゲームの発掘にも出ている状態だ。
NCsoft が下半期に新作等を大挙発売して攻撃的経営に出たのは、
「リネージュ1」の依存度を低めるのに効果的だと考えられる。
NCsoft は去る 1分期、前年同期対比 0.78% 増加した、
448億6700万ウォンの営業利益をあげた。これは前四半期対比 48.65% 減少した数値だ。
「リネージュ1」の売上により、営業利益と売上が大きく揺れ動いた。
証券市場は、2分期の NCsoft は前分期より約 40% 以上営業利益を増やすと予想しているが、
これまた「リネージュ1」のイベント効果によるものだ。
証券アナリストは、
「大型社を中心として市場が再編されて来ており、
ギルドウォーズ 2 拡張パックやリネージュエターナル等がある為、
NCsoft の新作期待感は、韓国は勿論海外においても期待されている状況だ。
モバイルゲームは有名 IP 活用が興行要素として位置付いており、
ブレソモバイルとアイオンレギオンスが成功する可能性も高い」と評価した。
ネクソンとの関係も、再証明を受けている。
NCsoft は 2016年の定期株主総会において、副社長等の 5人が理事任期を満了する。
ネクソンは今年初頭、NCsoft と経営権紛争を経験しており、
ネクソン側は転居選任を持続的に要求して来た。
ネクソンが NCsoft の持分を売らない以上、下半期実績をおいて、
両社は再度ぶつかる様になる。
ゲーム業界の関係者は、
「NCsoft は下半期の実績改善は言うまでも無く、モバイルゲーム,グローバル進出等、
ネクソンと比べて低評価を受けている事業にて、競争力を見せなければならない時が
来ている。そして、それが課題だ。」と言った。
攻撃的な言葉尻を最大限減らして、経営権紛争で有利になれるか、
NCsoft の下半期動向が注目される。
投稿者 (む) : 2015年7月18日 02:00